この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
トパーズ
第7章 イベントシーズンは受験シーズンの始まり!
「あのね、上手く言えないけど、
愛し合った証に岳人さんが生まれた。
それで良いじゃない?
健康で、頭も良くて、凄くハンサムで、
ギターも上手くて。
子供は親を選べないんだから、
親のことより、
自分が幸せになれること、
やりたいことをすれば良いと思う。
どうせ、順番考えたら、
親が先に死んじゃう訳だし、
自分がちゃんとしてて、
いつか自分が大人になって親になった時に、
自分の子供には、
自分が嫌だったことをしないようにしてあげれば…。
それに、愛情表現が下手くそなヒト、
たくさん居るよ。
愛されてないっていうの、
気のせいかもしれないじゃない?
うーん。
ごめん。
これくらいしか言えない。
もっと酷いことがあるって言ってたけど、
それ以上言われたら、
私、頭がパンクしちゃいそう」
言いながら私の涙が止まらない。
何て言っても、
無責任な気がして、
情けなくなる。
「麻衣子さん、ありがとう」
そう言って、私を抱き締める山田くんも、
多分泣いていた。
そして、少し困った顔して言った。
「こんな話してるのにさ、
下半身はこんなになってる」
「えっ?
あ…」
「ミラノにいつも揶揄われるけど、
ホント、こいつ、アメリカンサイズでね」と、
嗤うけど、
私は何て言えば良いかも判らない。
「大丈夫?
痛くないの?」
「参考書でも読んでれば大丈夫。
落ち着くと思うよ?
或いは、出しちゃえばね」
私は少しオロオロしながら、
「えっと…
席、外そうか?」と言うと、
「大丈夫だよ。
いきなり麻衣子さんの前でやったりしないからさ。
ミラノ起きるまで、
もうちょっとこうして居ても良い?」と、
私をそっと抱き寄せる。
「女の子とちゃんとキスしたの、
初めてだった。
麻衣子さんの唇、
柔らかくてビックリした」
頬が紅くなってしまって、
胸に顔を埋めると、
心臓の鼓動が聴こえた。
思ったより早いけど、
私の心臓も同じくらい早くなっていた。
愛し合った証に岳人さんが生まれた。
それで良いじゃない?
健康で、頭も良くて、凄くハンサムで、
ギターも上手くて。
子供は親を選べないんだから、
親のことより、
自分が幸せになれること、
やりたいことをすれば良いと思う。
どうせ、順番考えたら、
親が先に死んじゃう訳だし、
自分がちゃんとしてて、
いつか自分が大人になって親になった時に、
自分の子供には、
自分が嫌だったことをしないようにしてあげれば…。
それに、愛情表現が下手くそなヒト、
たくさん居るよ。
愛されてないっていうの、
気のせいかもしれないじゃない?
うーん。
ごめん。
これくらいしか言えない。
もっと酷いことがあるって言ってたけど、
それ以上言われたら、
私、頭がパンクしちゃいそう」
言いながら私の涙が止まらない。
何て言っても、
無責任な気がして、
情けなくなる。
「麻衣子さん、ありがとう」
そう言って、私を抱き締める山田くんも、
多分泣いていた。
そして、少し困った顔して言った。
「こんな話してるのにさ、
下半身はこんなになってる」
「えっ?
あ…」
「ミラノにいつも揶揄われるけど、
ホント、こいつ、アメリカンサイズでね」と、
嗤うけど、
私は何て言えば良いかも判らない。
「大丈夫?
痛くないの?」
「参考書でも読んでれば大丈夫。
落ち着くと思うよ?
或いは、出しちゃえばね」
私は少しオロオロしながら、
「えっと…
席、外そうか?」と言うと、
「大丈夫だよ。
いきなり麻衣子さんの前でやったりしないからさ。
ミラノ起きるまで、
もうちょっとこうして居ても良い?」と、
私をそっと抱き寄せる。
「女の子とちゃんとキスしたの、
初めてだった。
麻衣子さんの唇、
柔らかくてビックリした」
頬が紅くなってしまって、
胸に顔を埋めると、
心臓の鼓動が聴こえた。
思ったより早いけど、
私の心臓も同じくらい早くなっていた。