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そぶりをやめて
第12章 200日
固定するかのように汐里のお尻を両手で掴みそこへ佳佑が腰を突き上げて、汐里の体が大きく前後に飛び跳ねる。

カラダの奥をガンガン突かれて、目の前が白く霞んでゆく。
自分で動いていた時とは比べ物にならない波に支配されそうだ。

激しい律動に上体が次第に起き上がり、佳佑の肩を握るようにして腰を反らして伸びあがり、顔は天井を仰ぎ揺れる。

「ああっ、あっ、...んんぁああ!!」

飛び跳ねる力に抗うように、汐里の体が痙攣を繰り返し、果てに飛ばされた。

小刻みに震えて、その波をやり過ごすのに耐える。

体勢を変えるのか、佳佑が汐里の腰を引き上げるようにして。
汐里もされるがまま、ナカから佳佑が離れていく。

そんな動きにも、敏感に体が反応してしまう。
膝を立て、なんとかその姿勢をキープするので精一杯だ。

するりと汐里の体の下から佳佑が移動したのが見えて、腰を降ろそうとしたところへ、太ももを抱えるようにされた。
一瞬、何事が起きたのか分からない。
足の間に佳佑顔があり、その唇が汐里の蜜穴を覆い、音を立てて舐めまわしている。

「っあ、やぁっ、...あぁっ」

伸びあがり逃げようとした腰が、しっかり掴まれていて身動きが取れない。

舌でワレメを押し広げるようにして舐めまわしては、穴に舌を差し入れ吸い付いてゆく。

泡立って密度の高い粘液が音を立てて舐めとられる感覚に、また濡れて蜜が溢れてくる。

いやらしい音が体を伝って響いてくるようだ。

「あっ、あぁっ」

気持ちいいけど、イったばかりの体に刺激が強すぎる。
体が快感にくねって膝立ちしている力が抜け、より佳佑の顔に擦り付けてしまいそうになる。

倒れそうになって慌てて、後ろ手でなんとか斜めになる体を支えるも、佳佑の舌が追いかけて攻め続ける。

「っはぁんっ、それ、だめぇえっ、...んんんんっ!!」

膨らみを強めに吸われて、一気に意識が飛んで頭が真っ白になる。


ナカとソトをそれぞれ執拗にイかされて、今度はまたナカに衝撃がやってくる。
体に走る電気のような快感が止まらない。

佳佑に唇が吸われ、至近距離に荒い息を感じる。

「汐里...」

苦しそうで気持ちよさそうな佳佑の顔に手を伸ばし、汐里からもねっとりと口付けを交わす。

「佳佑...。きもちよすぎて、おかしくなりそ...」
「俺も...」
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