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そぶりをやめて
第12章 200日
脚を佳佑の腰に纏わりつかせ、腕も首に回して、より密着が増す。

汗と唾液や蜜液とで触れ合う肌はねちゃねちゃとしているハズなのに、それすらも気持ちがいい。

体のナカは狂おしいほど熱くて仕方ないのに、もっと密着したいし、もっとシて欲しい。

自分でも本当にオカシイと思うけど、まだまだ欲してやまない。

こんなこと、200日前には考えられなかった。
いや、はっきりはしないが100日ほど前でも、こんな風じゃなかった。

だけど、今は。

「ああっ、もっと奥っ、おくっ、突いて...」

きつく抱きしめ合い突き動かされ、悶えるように揺れ動きながらも、欲してしまう。

「っは、汐里...っ」

体を起こして汐里の腰を掴んで引き上げ、佳佑が奥を狙い突き立てる。

「っんあ、...ああっ!...んんっ!!」

自らも佳佑に押し付けるように腰を動かし、弓なりに体を反らして迎え入れる。
望んでいた奥を勢いよく何度も突かれて、容易く絶頂まで飛ばされる。

目の前がチカチカと光って、自分が放っているであろう声が一切聞こえない。
持ち上がっていた腰が飛び跳ねるように動いたからか、自分から降りたのか降ろされたのか、宙に浮いた体がベッドに沈む。

力が抜けてー、と思っていたのに佳佑の指が膨らみの上で踊り出す。

「っあ!...ああっ!!」

今一度腰が勢いよく浮き上がり、余計に佳佑の指がこね回す。
弓なりになった体にビリビリと電気のように快感が駆け巡り、頭の先から足の指の先までその電気のような快感が行き渡る。

「っあ、あ、あ...」

その快感が止まぬうちに、また佳佑が腰を両手で掴み、さっきより激しく突き立て続ける。
意識が朦朧としながらも、佳佑が最後の力を振り絞っているのがわかって、余計に熱くなり汐里の体にも力が入る。

「っああ........んっああ!!!!」「....っああっ!!」

激しく痙攣し蠢く汐里の奥深くに、佳祐が勢いよく放つ。

「...っはあっ、うっ...」「...んっ、んんっ」

痙攣が連鎖して増幅するかのように、2人の体が数回ぶつかって。
極限まで伸びあがって、力が尽きた。



どのくらい経ったのだろう。

やっと痙攣が収まって、目の前がはっきり見え出すと。
汗ばんだ体に佳祐の重さと、その視線を感じる。

「汐里...」
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