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そぶりをやめて
第12章 200日
両手の指を広げて、泡まみれのまま、ゆっくりと揉みしだかれる。
背中が佳佑の胸のあたりに密着して、こちらもぬるりと泡を感じる。

「昨日、いっぱい舐めたから。しっかり洗わないと」
「んっ...」

焦らすように触られたら、息があがってくる。

「もう、やめて...」

そうは言ってみるけど、言葉に抵抗する力は全くない。
佳佑の腕にかけた手も、寄り添うように預けた背中も。

本当とは、逆の意味だ。

「...汐里。ほんと、可愛い...」

耳元で囁かれて、意図が伝わったのが分かる。

っていうか、きっと最初からこうするつもりで。

汐里も、なんとなく分かってたのに。

「佳佑...」

顔を寄せて、唇を重ね、舌が触れる。

軽く触れていたのが、深いものとなって。

気が付くと向き合って、互いの身体を引き寄せ、深く舌を差し入れている。

舌を交わす音と、2人から零れる吐息が、狭い浴室でいやらしく響いている。

あんなにもこもこ体にまとわりついていた泡が、ぬめり気だけ残して、いつしかほぼ消えている。

佳佑の手が水洗レバーに伸びてシャワーを出し、冷えてきた汐里の背中から流し始めた。

暖かなシャワーと同時に佳佑の指が這って、ぬめり気を流してゆく。

気持ちよくて、くすぐったくて。

「ふふっ」

汐里もシャワーを受け取って、佳佑の体を洗い流す。

くるりと向けてきた背中を流して、お尻、そして少し大きくなってるあそこにも手を伸ばす。

「...っ!」
「なに?洗ってるだけだよ?」

指先でそっと撫でただけなのに、佳佑が驚いて体をビクッとさせている。

まさか攻められると思ってなかったとか?

手のひらで包むように添わせてゆっくり撫で回す。
確実に固くなってきてるのが分かる。

「汐里...」

シャワーが奪われて、壁のフックに固定される。

絡まった体が、シャワーの下で回転しながら、互いの身体をより引き寄せる。

舌を交わし、互いの中心に手を伸ばす。

佳佑の指が表面を撫で回すだけなのに、気持ちよくて腰が揺れてしまう。

「汐里のここ、ぬるぬるしてる...」
「佳佑も、すごい固い」

これが、欲しい。

佳佑の指が離れて、汐里の左足を担ぐようにして擦り付けてくる。

しがみついて、汐里も腰を動かしてその固さを実感する。

「んっ...」「っは...」
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