パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第15章 １５８日

堪らず先を沈めて、汐里の腰を掴み直し、ゆっくりナカを進んでゆく。

「...っ、あっ」
「くっ、...は」

どちらもがそれぞれ震えながも腰を進めて、深く奥まで交わる。

いつもよりかなり緩やかに、ナカの感触をじっくり確かめるように、互いの体をぶつけてゆく。

「んっ、あっ、すごい、きもちい...、んあっ」

「...俺も」

どちらもが手を取り、体を寄せ、舌を寄せる。

佳佑の指が汐里の胸を這って、汐里の腕が佳佑の首にかかる。

「汐里のこのカッコ、すげぇエロいね」

脱げかけたワンピースが羽衣みたいに汐里の持ち上げた手首のあたりに引っかかっかっていて。背中のあたりに垂れ下がっている。
キャミソールは相変わらず胸の上でたくしあげられたままだが、少し胸を押しやっている。
その肩のヒモもズレて、腕の途中で止まってる。

「っ、脱がして...」

これは、確かにカワイソウかも。

繋がったまま腰を降ろして、汐里もシーツにお尻がつくように２人して座るカタチだ。

僅かに揺れ動きながらも、それらに手をかける。

ほぼ脱げていたワンピースは簡単に脱がせれた。
けど、キャミソールはキツいし、汗もあって、めちゃ脱がせづらい。

２人で手をかけて、やっと汐里が全裸になった。

今一度、汐里が佳佑の首に手を回し体を擦り寄せる。

顔を近づけ、舌を絡めた。


僅かに隔てていた布がなくなっただけなのに、密着度が格段にあがって、まとわりつくように肌が吸い付いてくる。

汐里の胸に指を食い込ませて、その綺麗な形を変えてゆく。
温かく柔らかくて、ずっと揉んでいたい気持ちになる。

「っあ、んっ」

汐里の舌から離れて、その首筋を舐めまわしながらも、胸を揉み続ける。

「っ、は...っ、佳佑っ、もっと、シて...」

どちらもがベッドの上で腰を動かしていたが、物足りないらしい。

「...もっと？...なにを？」

分かっていたけど、聞いてみてしまう。

自分でも意地悪だと思う。Ｓじゃないハズ。

片方の指をすっと降ろして、無防備な汐里の膨らみを柔らかく捏ねる。

「んっ、あああっ、それダメぇ！！」

腰をぎゅいっと反らして、ナカがビクビクと震えている。

「っ、...違った？」

捏ねていた指の動きをやめてみる。

「っや、やめないで...」