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そぶりをやめて
第16章 180日
休みの日はゴロゴロ昼まで寝てたい汐里と違って、佳佑は規則正しくいつもの時間に目を覚ます。

隣で汐里が、規則的な寝息を立てている。
昨日も遅くまで起きていたみたいだし。
起こしたくないけど。

でも久しぶりの祝日。
思いっきりいちゃいちゃしたい。

けど、確か、今日あたりはまだ生理のはず。

夫婦間アプリで、一応の汐里の周期は認識させられている。

けどけど。
汐里の布団の中にゆっくり忍び込む。
その背中にそっと近づく。


ここのところ、汐里が忙しくて、夫婦の時間が取れてない。

本人が楽しそうだし、別に反対している訳じゃないが。
ここまで忙しくするとは思わなかった。

そのせいか、最近はあんまり体調よくなさげだし。

なにより、あの新婚旅行代わりのキャンプ期間で、ムリをさせたという罪悪感もある。


汐里の口から「好き」っていう言葉を引き出そうと躍起になって。

色々ヤってみたり、お願いして無理に言わせたりしたものの、ホントの意味での「好き」は貰えなかった。

まあ言葉云々は別として、すっごく濃密な時間が過ごせたから、失敗ではないけども。


今でもあの日々を思い出しては、1人でスル時のオカズにしてる。

「...うーーん」

汐里が難しそうな顔をして寝返りを打った。
至近距離に眉間のシワを深くした汐里の顔がある。

佳佑に仕事のグチを言わないので、何を思ってるのかわからない。

でも、こんな苦悩の顔にですら、佳佑のモノが反応している。


ヤバい。
この顔を、とろとろでぐちゃぐちゃの快楽に乱れまくった顔にしたくなってくる。

...今日も風呂でヌいてくるか。

このままだと、汐里を起こして、バレてしまう。


いや、バレてもいいかも。

いっそ汐里を起こして、その目の前でー。


やっべぇ。
また「変態」って言われそう。


苦しいことになってるソレに手を伸ばす。

下着から出し、手でゆっくりと扱う。


せめて、汐里の寝息とともにイキたい。

起きそうで起きないこの瞬間も、めちゃくちゃエロい。

「...は」

ヤバい。これ。

今まで、1人で風呂でこっそりシてたけど。

手の動きに拍車がかかる。

「...汐里」

微かに、ほんの微かに呼んでみる。

当然ながら反応は帰ってこない。

それでもイイ。

「っは、イキそ...」



「...ダメ」
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