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そぶりをやめて
第18章 220日
散々布越しの刺激で焦らされてから、指がショーツを避けて入ってくる。

いやらしい水音を立てながら、ゆっくりと指が蠢く。

「...ふぁ。...んっ」

同時に胸先も舌で転がされて、2箇所からの快感に体がよじれる。

汐里の反応を見ながら指が増えて、益々息も荒く悶える。

「っあ、ああぁ...」

軽くイった汐里から、ショーツが脱がされた。
ねっとりとした糸を引いて体から離れてゆく。

汐里も小さく震えながら腰をあげ、次訪れるだろう快感に期待する。
膨らみが捏ねられて、腰が跳ねる。

「あんっ。やぁ、...も、挿れて」
「まだ、でしょ」

足の間に佳佑の顔が近づいて、汐里の反応を伺っている。

差し出された手を繋ぎながら、こくこくと頷くとゆっくり舌が伸ばされた。

舌先でつつかれ、徐々に舐めまわしてゆく。

「ぁんっ...、ふぁ...あっ」

腰がうねって、体がよじれる。
思わず逃れようとしても、がっちり太ももを掴まれ追い込まれる。

「っあ、ああっ...んんっ」

膨らみを舐めまわし吸われて、快感が全身を駆け巡る。
腰がガクガクっと震えても、佳佑の舌は離れない。
同時に、ナカに指が入ってくる。

「...あああっ、...だ、めぇえ...」

イったばかりなのに、また強い波がやってきて、体が激しく反り返る。
足の指先まで快感が走り抜けて、頭が真っ白になってしまう。

痙攣する体が、自分の思うようにならない。

「んぁ...んっ、んっ...」

震えるヒダや膨らみを佳佑の指が掠めただけで、過剰なぐらい腰が動いてしまう。

「...はやく、...きて」

反り立つモノを、佳佑がもったいつけて捌いているように見える。

汐里が襲いかかって、自ら挿れてもいいのだが。
今は体が動かない。
肘をついて、上体をわずかに起こすので精一杯だ。

やっと近づいてきても、蜜を纏うように入口で蠢いて、なかなか挿ってこない。

「挿れて、挿れてよぉ...」

ぐちょぐちょと蜜音を立てて膨らみを擦られて、体がナカに欲してたまらない。

「ん。...いくよ」
「っ、あ...、ああっ」

ぬぷっと、音を立ててやっとナカに挿ってきた。

押し広げながら、蠢くナカを奥まで進んでゆく。

「...っあ」「っ、...すご」
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