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そぶりをやめて
第18章 220日
「いい眺め...」

力なく広げたままの足の間で、佳佑が自身を取り出し、近づけてくる。

大きく筋張って、血管が浮き上がってるし。
先が張り詰めていて、朝からすっごく生々しい。

今からあれが入ってくると思うと、自ら太ももを持ってより広げてしまう。

ワレメを擦られる度に、体が異常なほど反応する。
腰が自然と動いて、自ら擦り付けてゆく。

「...あ、...ふぁっ」「く...、は...」

先がぬっぷりと音を立て、吸い込まれるように入ってゆく。
いつもよりゆっくり奥まで貫かれて、ぞくぞくがハンパない。

佳佑が腰を引いていくのも、すごくゆっくりで。

だけど、伸び上がるほど気持ちがいい。

「んぁ...っ、...ふぅん」

今どこを動いてるかが分かるぐらいだ。

自分のナカが、それを締め付けてるのも分かって。

ゆっくりした動きでもめちゃくちゃ感じてしまう。

「あ...、きもちい...よぉ...あんっ」
「俺も...」

抱き合って、唇に優しく吸い付いて。

殊更ゆっくり肌を合わせた。

激しく肌をぶつけるのもイイけど。
こういうのもアリかもしれない。

何かを確かめ合っているような、そんな気がしてくる。

あくまでゆっくりした動きなのに、感度が上がっているのか、気持ち良すぎて、今にもイキそう。

「やべ ...。も、イキそう」

苦しそうな佳佑の声がして、余計にきゅうっとなる。

「うっ、ほんと、イク...」
「んっ、いいよ...、このまま、イこ」

ぐっぐっと奥を突かれ、それだけで2人果ててしまう。

「っ...んんっ」「っく、....っうっ」

激しくイった訳ではないが、何故だか多幸感に包まれる。

顔を合わせて小さく笑いあって、軽く唇を合わせた。


休みの日の朝に、相応しいセックスなのかもしれない。

「...シャワー浴びてくる」「うん...」

いつものように布団を掛けてもらって、佳佑が風呂場に消えた。

布団の中、まどろむ。

すっっっっごい気持ちよかった。

何でだろう。

ひとつの体勢を、時間をかけたから?

明るくて丸見えで、視覚効果??

...なんにせよ。またシたい。

勿論今スグじゃなくて。

ほんと、気持ちよかったー。






「...汐里、起きろって。寝ちゃダメだろー?」


ん?デジャブ?
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