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僕らの複数プレイ
第12章 そして4P
「挿れていいかい?」
不意に亮が言った。

「お願いします…」
郁美ちゃんの声が切ない。

僕の心は張り裂けそうだ。

郁美ちゃんと亮のセックスを見たくない…
僕はよろよろと立ち上がる。

そして、全裸のまま椅子に座って、目を閉じる。

「あ…ッ…」
郁美ちゃんが切ない声を漏らす。

僕は両手で耳を塞ぐ。

でも、肉と肉がぶつかる音が聞こえてしまう。

テーブルに顔を伏せ、僕は一人で耐え続ける。

そのとき、誰かが僕のペニスを握る。

祥子ちゃんだ。

「凄く硬い…。 かちんこちん」
祥子ちゃんが囁く。

僕は自分が勃起していることに気づく。

郁美ちゃんの喘ぎ声が続く。
亮が郁美ちゃんを組み敷き、腰を振っている姿がどうしても目に入る。

自分も何故かは分からないけど、僕はすごく興奮して、頭の中がぐちゃぐちゃだ。

僕は祥子ちゃんに抱き着き、そのまま床に押し倒す。

「ゴムを付けて…」
祥子ちゃんが言った。

その言葉で僕は少し冷静になった。
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