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蒼い月光
第11章 三つ巴の交わり

爪で?
引っかけば傷つくではないですか。

八重の指示とは異なるが
琴線を弾く要領でザラつく肉壁を弾いた。

「いや!!!ダメ!すごすぎるぅ~~」

実はこのように弾いてほしかったのだ。

千代にわかりやすいように
引っかくと表現したのだが
ちゃんと理解してくれていたとは・・・・

「ダメなのですか?やはり引っかくのですか?」

「いいえ・・・それ、それでいいのです!!!」

秘貝の奥がグ~っと
膨らむような感覚が襲ってきた。

噴ける・・・もう少しで噴ける・・・・

『まだなの?まだ潮を噴かないの?』

指が疲れてきた・・・

もう限界だと感じたその瞬間!

指を押し出す勢いで
「ブシュウウ~~~」と潮が噴きでた。


「す、すごいわ!!八重、
まるでこれこそ小水のように・・・・」

ものすごい勢いで
千代の顔面を叩くように潮が吹き出た。

千代も噴き出た潮を味わおうと
大きく口をあけて受け止めた。


「もうたまらん!!!」

剣山がイチモツを握りしめて
二人に近づいてきた。

「お前たちばかり楽しんで
拙者は蚊帳の外、
これでは蛇の生殺しではないか!!」

もう我慢ならぬと、
千代の上に覆いかぶさっている八重の腰を
抱いて引き上げた。


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