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蒼い月光
第10章 八重に挿入

「あ!す、すまぬ!」

男は慌ててイチモツを女の股間から抜き出した。

後を追うように白い精がトロトロと流れ出した。

八重も慌てて身を起こし、
着物を羽織って正座して下座に控えた。

「殿、そなた様は
一国一城の主ではございませぬか、
精が出るのはけっこうな事でございます」

「だが儂(わし)は、
そなたの侍女を抱いてしまった‥‥」

「確かに八重は先程、
私が侍女として貰い受けました。
だけど、根本を辿れば雇い主は殿ではないですか。
侍女も側女も関係ございません。
殿には数多くの女と交わっていただき、
世継ぎを授かっていただかなくてはなりませぬ」

剣山は、儂(わし)にはもったいない
よくできた女だと感服した。

「では、八重。お前は千代の侍女と
儂(わし)の側女を兼務せよ。よいのだな千代?」

「御意に‥‥」

「ありがたき幸せにございます」

八重は涙が溢れて止まらなかった。


「では、明晩は三人で仲良く交わるぞ、
八重、明晩も寝間へ参れ、よいな?」

「え?」

「さ、三人で?‥」

二人の女は男の性欲に唖然とした。

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