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揉ませていただきます
第5章 男性編 マッサージの依頼

「ウゥ~っ…気持ちイイ!」

1オクターブ高い声で女は喘いだ。

慌てて健斗は女の口を手でふさいだ。


古めかしい純和風の温泉旅館は壁が薄く、
あまり大きな声を上げると
隣に筒抜けになってしまう。

手で押さえていても女は
「ううぅッ~」という声を鼻から漏らし続けた。

元来、喘ぎ声が大きい女なのだろう。

防音のしっかりした部屋でなければ
男女の秘め事もやりにくかったろうと
健斗は離縁した旦那に少しだけ同情した。


クンニリングスを施しただけで
これほど喘ぐのだから
挿入したときは
もっと大きな声を上げるに違いない。

健斗は女の浴衣の帯び紐を解くと、
それで彼女に猿ぐつわを噛ませた。

「すいません、我慢してください。
でも、これで心おきなく喘いでも大丈夫ですよ」


女は、そうされることで
レ〇プされてる気分にでもなったのか、
ますます乱れはじめた。

興奮しまくりの女は
股間をグイグイと健斗の顔に押しつけてきた。

健斗は腰を抱きかかえ、
女の要望に応えるべく、
舌を伸ばして割れ目を掻き分けて
なるべく奥の方まで舐め尽くしてやった。

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