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第17章 It's all right. 3

何度かPart-time,loverも別件があると断って避けてきた。

それに気付いた女が俺と久々にPart-time,loverになった時。

俺に強力な催淫剤を使った。恐らくそれは新種の麻薬。

Part-time,loverでは禁止事項だ。

にも関わらず、俺にその催淫剤と様々な媚薬を使い、拘束した。

約2週間捕らわれ昼夜を問わず凌辱の限りを尽くされた。

正気を保っていられたのが自分でも不思議なくらい酷いものだった。

解放された後。“ＥＤＥＮ”の番人に報告し、

思うように動かない身を引きずるようにして店に戻って来た。

そこに、レイが来たのだ。

ここは、恐らく“ｃｈｉｌｄｒｅｎ”の医療機関だろう。

まずいな。

まだ日本にＥＤＥＮがいるとはここには知られてなかっただろうし。

敵対組織ではないが、未だ“ｃｈｉｌｄｒｅｎ”内部には

ごく少数とはいえ“ＥＤＥＮ”にいい顔しないものがいるというから。

ああ、レイ。

頼むから、そんなに泣くな。

媚薬とおそらく麻薬であろう催淫剤を大量に投与された身体であることを

ここの医療スタッフはもう既に気付いてるだろう。

この点滴はそれが大量に身体に残っているのを排出させるものだろうが。

体力が落ちているからだろうか。

強烈な睡魔に襲われる。

ああ、頼む。レイ。泣くな。俺は大丈夫。大丈夫だから。

そう思ったのが最後にまた深い眠りに落ちて行った。