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TRUE COLORS  ~PURPLE~
第10章 Each night(それぞれの、夜)

そして気付いた己の容姿を武器にし、同じ世界に身を投じて。

彼に少しでも近づきたいがため必死に勉強していった。

そんな憧れ惚れぬいた、

社長の傍にいられるような立場になり早、14年。

俺の人生の恩人とも言える社長。

その社長が、遅めの2度目のウブな初恋をしたのなら。

本当の恋をもう一度したのなら。

“夕凪”をはじめてみた時に感じた感情に蓋もしよう。

面白がった振りをして、サポートもしよう。

それでいい。それがいいんだ。

オフィスの窓から、星空が見える。

ここは都心部のオフィスと違って、

余計なギラついた光も少ないせいか

肉眼で見える星の数が多くて、キレイだ。

寒くて空気も澄んでいる。

明日もいい天気になるだろう。





「………っく!あッ………はぁ!」

「ああ、いい顔をする。ゾクゾクするよ。」

背面座位でゆっくり私の中を犯しながら、

私の顎を掴み喘ぐ私の表情をじっくり眺めるこの男は、

先日雅人の店にいた黒人男性だ。

店に行くと今日は雅人がいないとバーテンに告げられる。

ああ、でもこんな日は雅人じゃない方がいい、そう思った時に。

また、会ったのだ。

口を半開きにし、舌をチロリと見せてやると

噛みつくように私の唇を丸ごと口に含み、

太くて厚い舌をぬるりと差し入れ。

口腔内をまんべんなく犯してくる。

私の唾液を絡め取りゴクと何度も喉を鳴らし飲み。

満足したような息を吐いてから、

また私の口腔内を犯そうとむしゃぶりついてくる。

鼻から甘い吐息を漏らしてやると、

ますます私の舌を絡め取り吸い上げてやろうと躍起になる。

時折、私の中に入り込んでいるゴツイ欲棒を

大きな右手で腰をがっつり掴み、ゴツ、ゴツと突き上げ逃げて

私の逃げる舌に抗議してくる。

左手で乳首を捩じるようにつまみ上げる。

鍛え上げられ筋肉隆々の黒人男性の大きな体に見合った

凶器とも思える太くて固くて、そして長い、黒く光る欲棒。

日本人や他の白人の欲棒では知りえない深い深い挿入感と、圧迫感。

菊門の裂けるような、痛み。

今夜最初に交わり始めた時は。

自分の欲棒でキミの菊門を貫いて痛みに耐えられなかったり、

裂けたりするといけないからと、

それは優しく時間をかけ。

厚く熱い長い舌と長い指を使いほぐしていった。






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