この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
離島性体験 〜M男君〜
第5章 文通、一枚の写真。
「卓郎ぉ、また手紙ィきたよ」

「はい」

「お前は、モテるのォ」

卓郎は手紙を広げた。

1987年 5月10日 玉城 卓郎様

今日は一年忌かな。そろそろだよね。卓郎、元気そうだね。最近の手紙を読むとそう感じます。私のことも少し、写真を送ります。旦那です。あなたと似た優しい正直な人です。

卓郎。あなたのお陰で私も辛い夫婦生活にはならなかったよ。あなたが私のことも支えてくれてるのかな。私はこうやって手紙を書くのも読むのも幸せです。あなたが教えてくれたラジオの音声ドラマにずっとハマってます。

後、前に私は先生に戻る。って書いたけどやっぱり私は卓郎の先生じゃなくて明代に戻ります。あなたが元気なら私は先生じゃなくてもいいよね?これからも私のわがままに付き合って下さい。

また音声ドラマを録音したテープを送ります。

一人の時に聞いてね。

明代より

一枚の写真は結婚式の両家が写った写真だった。硬い表情をた6人を見て卓郎は笑ってしまった。



一人の時に聞いてね。

その文字の意味を感じて、卓郎はすりガラスに当たる雨の音を聞いて耳にイアホンをはめた。

/62ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ