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Kiss Again and Again
第8章 それから
それから3日間 ほとんど外出せず 海の部屋で過ごした。
海は 徹底的に わたしが下着を着けることを拒否した。 そして 時折チェックした。 そんなことにムキになる海に 甘ったるい愛おしさを感じて 満たされた。
いつ どこで 海のスイッチが入るのかわからないまま ワンピース一枚、 Tシャツ一枚の姿で過ごし 求められれば いつでも触れ合い 脚を開いた。 わたしたちは子犬のようにじゃれ合い 舐め合い 噛みき合い ふしだらなセックスをした。
本からも 映画からも 学ぶことがなかった時間を ひとりの男が教えてくれた。
「僕のもの」と何度も言われ お腹が空く暇がないほど 満たされ続けた。