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Kiss Again and Again
第13章 十四夜

「もう 上がらないと のぼせちゃう・・・」
「もうすこし・・・」
「仲居さんが・・・ 来ますよ・・・」
「ここまでは 来ないよ」
膝の上に乗せられる。 硬いものが あそこに触れる。
「折れそうだけど しなやかで 折れない」
わたしは 馬鹿みたいに 懲りていない。
海が肩越しに 振り返る無表情の顔。
また 始めてしまった。
「もうちょっとだけ このままでいて」
「でも のぼせそう・・・」
あなたに。
一度 繋がってしまうと 心も 身体も 距離が一段と近くなる。 どちらの方が より近いのか わからなくなる。
「来て よかった。 一緒に来てくれて ありがとう」
「もう 何度目かわからないけど 連れて来てくださって ありがとうございます」
「でも 明日は帰るんだよ。 あっという間だったね」
そう言いながら 膝に乗せられる。 浮力のせいもあり 樹さんの思うがままにされてしまう。
「えっ・・・ まさか・・・」
「まさか、って? あゆちゃん いやらしいこと 考えてる?」
「そんなことは・・・」
「あたり。 いやらしいこと しよっ」
後ろから耳元で そんなこと 囁く。 ぞくり、と背中が震える。
硬いものを 股の間にこすりつけられる。 乳房の先は 既に硬くなり あの気持ちのいい愛撫を待ち受ける。
「昨日は 余裕がなくて ごめんね。 今日は もっと気持ちよくしてあげる」
そう言いながら 片手は クリトリスをいじっている。
言葉とは裏腹に余裕のある樹さんは 耳を噛んだり 舌を尖らせて 耳の後ろを舐めたりする。
どうやったのか 樹さんが入ってきたのが感じられる。

