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Kiss Again and Again
第17章 別れのとき
「何してたの?」
樹さんが それほど準備ができていない中に めいりめりと入ってくる。 脚をしっかり巻きつける。
「会社に 行っていました」
樹さんが 腰を強く 押しつける。
「知ってる」
樹さんの首につかまる。
「何してたの?」
キスで 我が儘な口を 塞ぐ。 言わせたいことは わかっている。
「あなたは 何をしていたの?」
乳房を きゅぅっと握り締める。
「恋焦がれていた」
どれだけ逢わないでいられるか 試していたのでしょう?
「何度も 安全日を通り過ぎて?」
「そうだね。 馬鹿だった」
更に奥へと 腰を突き上げる。 反り返った背中を 大きな手が撫でる。
「馬鹿な時間を 埋め合わせる」
そんなこと できないのよ。
でも 身体はそれを求めている。
腰を揺らされ 何度も突き上げられ 干されていた肉体が 悦びに震えはじめる。
「明日は 何時に 出ればいいの?」
「7時半」
「じゃあ 時間はたっぷり ある・・・」
それは 嘘。。。
「もっと ほしがって」
もっと? もう 駆け昇りはじめている・・・
「あぁぁぁ・・・ いやっ」
言葉とは反対に 樹さんにしがみつく。
「ああ・・・ もっと いやがって・・・」
わたしたちは ほとんど同時に 高みへと昇りつめた。