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Kiss Again and Again
第18章 再 会
ほのかちゃんと連絡を取り合い 結婚祝いを何にするか相談した。 何にすればいいのか決められず 結局本人に聞いた。
「実用的で申し訳ないけど シーツがいい」
はぁ・・・ だったけど 純子ちゃんらしい。
ほのかちゃんと銀座で待ち合わせ 久しぶりにショッピングをした。
「じゅんらしいよねぇ」
「まぁ 私達くらいにしかリクエストできないでしょう? シーツなんて」
「高田さんが萎えるくらいド派手なヤツにしよう」
「ド派手だと 眠れないんじゃあない?」
「真っ赤とか 紫とか 頼んだことを後悔させてやろう」
「シルクのゴールドとか?」
ほのかちゃんと過ごす時間は 別々に過ごした時を越えて すっかり学生時代のものだった。 言葉の裏に隠されていることもわかりあえた。