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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第8章 花守乙帆 39歳⑥変態売春婦妻
 次に佐伯が連れてきたのは、日帰り入浴が出来る温泉宿だ。少し奥まったところにあるがここは、混浴で知られる場所である。

「ご主人様と一緒に入れるんですか?」

 ナチュラルに奴隷言葉の乙帆だが、少しほっとしたようだった。

「ああ、そうだな。水着着用だから、そのエロ水着をつけたまま入るんだぞ。もちろんそのアナルバイブも抜くな」

「はい…でも、もし誰かいたら…」

「見せてあげればいいじゃないか」

 別に何でもないと言う風に、佐伯は言った。

「足を開いて誘惑しろ。…おちんぽ、おまんこに入れてもらうんだ」

 淫らな命令を刻み付けるように、佐伯は乙帆に吹き込んだ。

「知らない人のおちんぽ…乙帆のおまんこに入れるんですか…」

 乙帆は反問してきたが、それは以前の狼狽えたトーンではなかった。

 まるで自分に言い聞かせるようなつぶやき方で、ご主人様である佐伯のオーダーを確認しているように思える。

 その眼差しにも怯えがなくなり、催眠にかかったようだった。
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