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陽炎日記
第3章 カスミ
 膝の下には教科書ノートがあるので痛くない。
 腰骨をがっちり固定するとギンギンに勃起した肉の凶器で濡れそぼった秘裂を沿って擦る。
 「ハアァ~ン。アァ~ン。」
 何で何をされているのか判らなくても股間から全身に広がる快感は脳を揺さぶる。気持ち良い事は即ち善なのだ。本能に従いカスミは快楽に身を委ねる。
 頃合いだ。
 「挿入るぞ!」
 何を言われたかカスミが理解する時間はなかった。固く閉ざされた膣口にテカテカ光る大きな亀頭をあてがい愛液をまぶすと一気に破城槌をぶちこむ。
 「ギャ~~~!」
 先程までの甘い声とうってかわり猫を牽き殺したみたいな悲鳴が上がる。
 狭い狭い秘密の道を一気に貫き亀頭が一番奥の肉壁を強打する。
 「痛~い!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!」
 悲痛な声を上げながら泣き叫ぶがそんな事で怯んでいてはサディストは勤まらない。ポルチオから膣口までの長いストロークを極力早いピストンで突く!
 逃げようが叫ぼうが泣こうが懇願しようが
 突く!突く!突く!突く!
 何をしても無駄なのだと。男の欲望の前では女は無力なのだと教え込む為に
 突く!突く!突く!突く!突く!
 やがて暴力に屈した女体は痛みを少しでも和らげようと愛液を吐き脳内麻薬を分泌する。
 弱肉強食。弱者は強者に従わなければならない。雌は強い雄の前に跪かなければならない。雄のチンポを受け入れる為に雌のオマンコは有るのだ。
 本能に身を任せればチンポに支配されるオマンコからは得も言われぬ快感が背筋を走り抜け脳髄をシェイクする。
 「アァ~ン!いい!気持ち良い!」
 カスミの声が甘い喘ぎに戻っていた。いや、同じではないな。性的興奮を受け入れた艶やかな女の声だ。
 「どうだ?俺のチンポは?」
 「凄い!凄いの!ズコズコ気持ち良いの!」
 汗ばんだ細い背中から女の匂いが立ち上がる。
 「俺のチンポが好きか?」
 「好き!チンポ好き!」
 「チンポは今何処に挿入ってる?」
 「オマンコ!カスミのオマンコ!チンポで一杯なの!」
 流石はネット世代の現代っ子だ。俺が教える前から淫語を知ってたようだ。
 「オマンコ!カスミのオマンコ気持ち良い!」
 淫語を叫ぶ度にカスミの膣がきつく締まり射精しろと迫ってくる。生意気な。女の分際で射精を欲するなんて一万年早い!
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