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陽炎日記
第4章 シスターいずみ
 優しく、あくまで優しく擽る様に愛撫する。
 舌を絡めて仔猫がじゃれる様に愛撫して一度動きを止めると僅かな躊躇時間を経てシスターの方から俺の愛撫を真似て舌を動かしてくる。
 攻守を入れ替えながら舌での愛撫を続ける内にシスターの動きが段々大胆になってくる。模倣ではなく自ら新しいテクニックを考案し試してくる。
 いい傾向だ。大人のキスに酔いしれ夢中になっている。
 さて、下の方はどうなっているかな?
 顎を固定していた左手を離してもキスを止めないのでそのまま口を楽しみながら膝の上に手を置くと太股をモジモジと畝らせている。
 これはこれは。内心ほくそ笑み苦労しながらもポケットに手を差し込み股間に触れる。
 指先に感じる湿り気。秘裂の奥からこんこんと涌き出る愛液。耳を澄ませば指の動きに合わせてグチュグチュといつ淫音が微かに聞こえてくる。
 フゥン、フゥン。甘え媚びるような鼻息が顔に掛かる。
 唇を離すとそこには敬虔なシスターではなく性欲に溺れた雌が居た。真っ赤に上気した頬にトロンと蕩け焦点の合ってない眼差し。半開きの口から出た小さな舌は俺の唇を求める様に妖艶に蠢いている。
 「ついて来い。」
 耳朶を甘噛みして囁き脇に手を挿入て持ち上げるとまるでマリオネットみたいに気怠げに立ち上がる。
 尻を撫で胸を揉みながら身体で背を押すとヨチヨチと歩きだす。
 園舍の中を通り中庭に向かう。
 桜ノ宮には聖堂が2棟建っている。1つは高等部の敷地内に在り中高生が礼拝の授業で使っている。
 俺が向かっているのは幼初等部用の礼拝堂だ。ここは子供用に背の低いベンチが置かれている。
 祭壇の中央には磔刑のキリスト像。左右には聖母マリアと聖父ヨハネの像がそれぞれ置かれている。
 キリスト教徒は聖父母と讃えているが無神論者の俺に言わせればフィアンセが居ながら他の男に股を開いた淫乱と他所の男の種で産まれた子を文句も言わずに育てたヘタレでしかない。
 最前列、マリア像の真正面にシスターを立たせるとスカートの裾を臍の下まで捲り上げる。
 薄い肌色のパンストの下に色気のないベージュのパンティが透けて見える。
 「アァ~ン。」
 ウエストゴムからパンティの中に手を挿入て陰毛を掻き分け直接秘裂に触れると甘えた喘ぎ声を上げる。
 その口をキスで塞ぐと舌を差し出し俺の口内に挿入てくる。
 
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