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女流作家~君を愛すればこそ~
第11章 雅彦と芳枝
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まさか桐子も自分と同じように
夫の浮気で苦しむなんて…
歴史は繰り返されるって本当ね…
「芳枝、心ここにあらずという感じだな」
クンニを施しても、さほど悶えない芳枝に
雅彦は苛立った。
「いえ…そんなことはありませんわ」
桐子の事が気になってイマイチ燃えない体を
雅彦に悟られてしまった。
『久しぶりのセックスなんだもん、
今は桐子の事を考えずに、
この人との時間を大切にしなきゃ…』
芳枝は股間にしゃぶりつく
雅彦の頭髪の薄くなった頭を撫でた。
この人が好き。
今までいろんな事があったけれど
この人を選んで良かった。
『桐子…あなたもそんな時が来るわ
だから晃さんを許してあげなさい』
雅彦の舌の動きが加速する。
芳枝は思考を止めて雅彦の愛撫に集中した。
芳枝のツボを心得たクンニ…
もうなん十回、
いや、何百回も舐めてもらったが
その都度クンニが上手くなってゆく。
舌だけで逝かされた事が何度もあった。
晃のクンニも上手だったけれど
到底この人には及ばない。
「ねえ、もっと奥まで舐めてぇ~」
芳枝のリクエストにわかってるよと言わんばかりに
舌を膣口に挿しこんで
ペニスのように入れたり出したりをしてくれる。
「ああっ!それが好き!」
自分のクンニに芳枝の体が反応し始めたので
雅彦は俄然クンニを張り切り出した。
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