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シャイニーストッキング
第20章 もつれるストッキング4     律子とゆかり
 70 その凄さ

「もぉ、とにかくぅ、ほぼ完成に近くてぇ、プロジェクト企画が一気に進められますからぁ」

 唯一この凄さを理解できている越前屋さんの興奮は治まりそうはまだまだないようだ。

「そ、そう…
 す、凄いわぁ…」
 そう…
 ただ凄い事、凄い速さである、という事だけはわたしには理解でき、あ、いや、もうひとつ理解できている事があった。

「え、と…
 中島さん、もしかして昨夜は?」

 すると…
「あ、はい、つい夢中になっちゃって、完徹しちゃいました」
 と、ボソッと呟く。

 そう、その完徹、つまり、昨夜は徹夜で作業したという…
 その様子だけは、この今の中島さんを見て一目瞭然であったのだ。

 後に聞いたのだが、こういう開発系のシステムエンジニアのブログラマーには、つい夢中になってしまって完徹なんてことは普通に、日常茶飯事なんだという…

「ゆかり室長ぉ、でもこれでぇ、一歩もニ歩も、いや、三歩も一気に前進ですよぉっ」
 唯一この凄さを理解できている越前屋さんは、興奮を隠せないでいた。


 ブー、ブー、ブー…

 その時、午後2時少し過ぎに…
 わたしの携帯が着信を知らせてきたのだ。

 その着信表示のディスプレイには今朝登録した…

『松下秘書』
 
 その四文字が浮かんでいた。



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