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シャイニーストッキング
第21章 もつれるストッキング5   美冴
 105 ぐちゃぐちゃに…(12)

「キミを、みさえを……愛してる…」
 そして彼は、いつの間にか、上体を起こし…
 その冷静な目で見つめ…
「あ、ぁぁ……」
 わたしを抱き寄せ…
「みさえを愛してる…」
 そう、はっきりと囁き、そして唇を寄せてきたのだ。

「あ……ん……」
 わたしは抗えなかった。

 彼は、そのまま唇を吸い、上になり…
「んっ…あっ…んっ……」
 なんと…
 挿入れてきたのだ。

「んんっ………」
 全身に、快感が走り抜けていく…
 わたし自身が熱く、固い怒張を認め、喜悦の震えを起こし…
 蜜を溢れさせ、震わせてくる。

「はっ、あっ、んっ、っくぅぅ……」
 そして僅かな彼の動きでわたしは、瞬く間に絶頂感に墜ちていってしまう。

「ううっ、あっ、っくっ…」
 それは彼も同じであった…
 わたしと同時に、あっという間に果てていく。

「…っんっくぅぅぅ…………」
「うわっくっ…」
 わたしは中で、激しく震え、熱いほとばしりの勢いを感じた。

「………あ、ぁぁ……………」
 それは、さっきのような意識を翔ばす強い絶頂感ではなく…
 緩やかな全身を蕩かすような快感といえる。

 全身がゆっくりと融け、沈み込むかのような穏やかな快感の波…
 それは、心までもが壊れかけたような、強く激しいさっきまでの想いを、打ち消してくれるような緩やかな快感の波。
 
 そして…
 ギラギラとした醜い欺瞞の残滓をも、穏やかに溶かしてくれたみたい…

「はぁぁ………」
 わたしは弛緩したかのように、力が抜け…
 なぜか目が潤み…
 うつ伏せとなり、傍らの…
「はぁ、はぁ、はぁ…」
 と、息を荒げ胸を上下させている彼を見つめていく。

「はぁ、はぁぁ、ふぅぅ……」
 その目に気づいた彼の目が…
 わたしの穏やかな心の変化に…
 愛してる……と、伝えてきた。

「あ………」

 違うの…
 わたしは、本当に…
 アナタをぐちゃぐちゃに壊したかっただけ…

 アナタの愛なんて…


 いや、違う…

 違うの…

 本当は…
 アナタを、欲しくなったの…
 
 愛しているの…………
 
 そう想い…

 彼を見つめながら…

 なぜか、涙が零れてきた………

 


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