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胡蝶の夢
第7章  刑徒






「言ったでしょう?なんでも許されると思うなって…」



脚を伝って白いドレスの中に手を伸ばす。


カタカタと恐怖に震えているのが愛おしい。


白い陶器の様な透き通る肌。


少し乱暴に扱えば壊れてしまいそうに危うい。



「どうやって償ってくれる…?」



ドレスの中を探る手で内腿を撫でると、彼女の肩がビクリと跳ねた。


脆いと知っているからこそ壊してしまいたい。



「ねぇ…、どうやって?」



さらに奥に進んだ手で、ゆっくりとショーツの上から秘部をなぞった。



「んっ……」



同時に彼女の口から微かに声が洩れる。



「ふふふ…、イヤラシイ声…。もしかして最初からその気だったの?」



「そんなっ…あぁっ…」



そのままくるりと指先を回した。



「馬鹿みたいだね。君たち兄妹…、狂ってるよ」








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