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胡蝶の夢
第7章  刑徒






ジタバタと肢体が抵抗を表すのを見ると、彼女の肩に体重を掛けて組み敷く。



「今更、抵抗のふり…?」



首筋に舌を這わせる。



「ふぅ…んっ」



「期待していたんでしょ?こう、されるの…」



会陰を擽ぐると肩から力が抜けていく。



「濡れてきたよ…?」



ショーツの中に指を忍ばせ秘裂に指を埋めて直接愛液を掬い取ると、膨らんだ突起に優しく塗り付けた。


指先で転がす様にして弄り、摩り上げる度に悶絶の吐息が洩れるのを見下ろす。


貶められるより、貶める方が気持ちがいい。


…そう思う事は罪だろうか?


黒崎と同等にだけはなりたくない。


どんなに非道になる覚悟があっても、それだけは嫌だった。



「君の兄さんは僕に言ったよ…。お前は淫猥だ、劣悪だ…、息をする価値も無い…。意識が途切れる寸前まで首を締め上げては、激痛に引き戻す。君はそれを…黙って見ていたでしょう?」



僕はこの行為にもっともらしい理由をつけた。



「これは罰だよ…」







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