この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘匿の闇市〜Midnight〜
第8章 愛され少女の教育法


「ァッ……ああっ……」

「目新しい話題に付き合える、お茶の相手をご所望だとお聞きしていましたよ。それが、こんないやらしい話をご所望だったなんて……」

「そっ、そんなつもりじゃなかったァ──…っ、けどっ、ぁっあっ…………ハァンッ、そこっ……ぁっ、あっ、あ"あ"っっ……」


 深夜のフリーマーケットを非難しながら、そこにいた観客達の感性に、御室は憧憬さえ覚えた風だ。

 それから彼女は、あさひのような例は二度とないだろうと断言した。人間オークションに、十八歳未満の少女は滅多に出品されない。不遇な女達にいちいち同情していたら、いくら佳子でも懐がもたないというのが、彼女の理屈だ。


「…──なんて、小松原さんの気持ちのどれくらいが同情で、どれくらいが娯楽だったか。友人の私にも分からないわ」

「同じです。小松原さん自身も、よく分かっていないと思います」

「ま、衝動買いってそういうものよね。買った後悔より買わない後悔。それだって時と場合による……」


 御室の中を泳いだばかりの彩月の利き手を、彼女がやんわり取り上げた。

 ティッシュを数枚取った御室が、彩月の指から愛液を拭う。


「良人が出張から戻ってきてるの。昨夜も楽しんだから、舐めない方が良いわ」

「別に気にしませんけど。……怒られませんか?」

「バレないわ、小松原さんとは親友。良人も疑う理由がないし……」
/372ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ