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狂愛の巣窟
第5章 【隣人に魅せられて…】





遅くに帰って来た享さんとも触れずに就寝する。
シーン…と静まり返った部屋の向こうで一颯くんがシコってるのかと思うと疼いてくるが享さんのすぐ隣でオナニーする訳にはいかない。




我慢するから……溜めておくね。
明日いっぱい意地悪させてね。




翌朝、昨日はあまり触れ合えなかったので寝室でネクタイを締めてあげる。
少し屈んでくれる享さんが唇を尖らせてキス待ちしてる顔が可笑しくて。
「ん…」とまだ尖らせてる。




チュッと触れるだけのキスだったから、ネクタイ引き寄せて私から舌を絡ませた。
まだ火照ってるのかな。




「十和子、朝から煽らないで……元気になっちゃう」




「あ……ごめんなさい」




「ううん、嬉しい、続きは今夜ね?」




「うん……待ってる」




ヨシヨシされて何だか擽ったい。
でもごめんなさい、享さん。
良い子で待てない私はあなたと娘を見送った後。




一颯くんの部屋で淫らに交わるの。
決して見つかってはいけない秘密の関係。




ベットに座り携帯を動画再生する。
後ろから抱き寄せられながら一緒に観るの。
テーブルにセットして撮ったのね。
真正面からでちゃんと顔も映ってて良かった。




「ふーん、ショーツ匂いながらシコるんだね」




「ん……うん、十和子さんの匂い好きだから」




「この時どんな事考えてたの?」




「えぇ、えっと、十和子さんに手コキされながらイったらダメ…とか言われて寸止めを何度も…」




「焦らされるの好きだもんね」




「あ……でもこの後すぐフェラされてイクなら中に出してって挿れるとこまで妄想してます…」




「わぁ、妄想の中の私ってまんまだね」




「リアルでもそう言われたい」




こっちは真剣に観てるのに恥ずかしいのか服の中に手を忍ばせてくるし、お尻に固いの当たってる。




「待って、フィニッシュまで観たい」




動画撮影時間10分27秒。
短いのかよくわかりません。
私のオナニーはイクまでもう少しかかるかな。
妄想してるオカズにもよるけど。
ひたすら自分でシコシコしてる一颯くんを観てる。










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