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狂愛の巣窟
第10章 【狂愛の巣窟ー最終章Ⅱー】
「愛してもらう資格なんて…ないよ」
「皆で愛していくのはどう?勿論、最後は必ず俺の元へ帰って来るのが条件だけど」
「え……?それって」
「昨日までの生活に何ら変わりはないよ、十和子は十和子のままで俺の傍に居て?」
「愛してて良いの?享さんの事」
「俺がそうしたいの、もうそろそろ良い?泣かないで、泣き顔よりイキ顔の方が好きだな」
ダメ………まだ泣いちゃう。
涙、止まんない。
むせび泣く私に「見せて?皆に抱かれた身体」と言って羽織らせてくれたコートを前だけ開く。
「え……今?」
「最後は俺のオチンチンで壊されるんでしょ?ね、親父」
「そうだったな、よし、誕生日パーティーのフィナーレは仲直りセックスか?」
「皆も見たいって……十和子、見られるの好きでしょ?一颯、今だけは俺に譲れよな」
「わ、わかってるよ」
本当凄い会話。
私たちだから成り立つ会話なの?
「有紗ちゃん、ちゃんと撮っててね」
享さんがそう言うと私にキスをした。
啄むようなキスから舌を割り入れて濃厚なキスへと移りゆく。
スーツを脱がしてフェラチオしようとしたらシックスナインを要求され、互いの性器を舐め合った。
騎乗位で激しく腰を振る。
「あぁ………はぁん……はぁん」
「十和子、皆の方見て」
言われるがまま視線を向ける。
すでに勃起してる男たちに興奮してしまう。
「皆、また十和子に挿れたがってる……ダメだよ?俺のオチンチンで壊すんだから、十和子のオマンコはもう俺のモノだよ」
「あっ…あっ……享さんっ……イクっ…イクっ」
「興奮するよ、こうして皆のオチンチンが挿入ってたかと思うと……あぁ…壊したい、壊したいよ十和子…っ」
「あぁん……まだイってるの、あぁ……ダメ、またイクっ……イクイクっ」
激しく痙攣し、潮を吹く。
お腹あたりまで飛び散りました。
「あぁ、こんな風に親父たちにも吹いていたね」
全て見られていました。
どこでどんな手を使って見られていたのかはあえて聞きません。
知る必要もなくなりました。
それでもあなたは愛してくれる。