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欲しいのは愛だけ
第6章 電撃入籍
5秒くらい沈黙した後、
航平さんは私を抱き締めて、
「メイ!
ありがとう、メイ!」と言いながら顔中にキスをした。


そして、
「指輪、買いに行こう!
それとさ、ご両親に挨拶に行きたい」と言った。


「えっと、今からですか?」

「うん。今から。
あっ…体調は大丈夫?」

「はい。
でも両親は…母は家に居ると思いますけど、
父は土日じゃないと家に帰るの、遅いかもしれません」

「そうだよね?
じゃあ週末にアポ取ってくれるかな?
俺の両親にも会って欲しいし。
とにかく、指輪、買いに行こう」

「こんなカジュアルな服装で良いですか?」

「服装なんてなんでも良いよ。
何を着てても可愛いから」



2人でのんびり歩いてカルティエに行った。

「あ、ここで良かった?
メイの時計がここのだったから、
出張のお土産もここのにしたんだけどね?」と笑う。


「婚約指輪を見たいんだけど?」と航平さんが言ってくれて、
いくつか見せて貰う。

お店の方が、
ダイヤモンドのものや、
誕生石のエメラルドのものを見せてくれて、
航平さんが選んでくれたものに決めた。

美しいエメラルドの周りをグルリとダイヤモンドが囲っている、
王道のデザインで、
お着物にも似合いそうだった。


私からは、
お土産に貰ったブレスレットの一回り大きいものをプレゼントすることにした。




私の家に2人で戻ってから、
航平さんの手首にもブレスレットを嵌めた。

「ほら、手錠しちゃいましたよ?
もう外せないですからね?」と言って笑うと、

「メイに縛られるなら、本望だよ?
心でも身体でも、縛って良いよ?」と言ってキスをした。


お昼は、ストックしてあるもので簡単に済ませた。

私は少し身体が怠くなってしまったので、
少しソファで横になることにして、
航平さんはダイニングテーブルで仕事をして過ごした。


夕方、実家に電話をして、
結婚したい人が出来たので、
週末に一緒に実家に行きたいという話をした。

「まあ、楽しみだわ?
パパも喜ぶわね?」と、
会うのを楽しみにしていると言ってくれた。


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