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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第3章 ~偽りの気持ち~
「はぁ、ルカ……も、もうダメ……」
「いく? サク。一緒にいこ?」
サクナは更にルカを握り締めコクコクと頷く。
突かれるたびに意識が飛びそうになる。ルカの肩に乗る脚がガクガクと震え痺れをもたらす。
「っ、サク……」
ルカの呼吸も荒々しくなり、その猛々しいものがより熱く膨張する。
びちゃびちゃと音をたて、蜜を掻き出しまた新たな潤いが激しい抽挿を滑らかにする。
「ルカ……っあぁ」
サクナは意識が飛び、星がバチバチと弾ける。
大きく躯を仰け反りより高い嬌声を上げた。
ガッと焼けるような熱い迸りを受け、ドクドクと注がれる精液にサクナは息を荒げながら力を抜いてゆく。
ルカはサクナの脚を降ろしそのまま落ちるようにサクナを抱きしめる。
痙攣する内奥が熱く満たされてゆく。
「ルカ……一緒に居てね?」
「ああ、ずっといるよ」
サクナは安心したのかニコッと笑み意識を手放す。
ルカはサクナの髪を撫で、おでこに軽くキスをした。