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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第4章 ~遠征~
そんな事しない。
自分で触るなんて考えたこともないサクナは抗うも躯はルカに包まれ動くことすら出来ない。
ルカはその為にサクナを起こしたのだと気づく。
彼に掴まれた手でサクナの指が自身に触れる。
そこはヌルリとしていて、粘着のあるものが指に纏わりつき潤滑にさせる。
初めて直接触れたそこは熱くて自分の指から伝わる生々しい感触と、自分の指なのに感じてしまう。
「あ……っ、やだ、ルカ……」
だが、羞恥がまさりどうしても受け付けれない。なのに、掴まれたルカの手の体温とその強引さに感じてしまう。その高鳴りはいつもより増していた。
「やだ? でもサクどんどん溢れてくるよ、わかるだろ? もうぐちゃぐちゃだ」
「ふぁ、やだ、そんな……こと、ない」
「中にいれて確かめてみる? それともサクの好きなとこ触れる?」
ルカは色香を含ませた声でサクナを耳からも甘い誘惑をし、サクナの指をつかい花芯に触れた。