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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第4章 ~遠征~
「ん? 気持ちよくしてくれたお礼」
ルカは、サクナの胸を触りながらもう一つの手を秘処へ向かわせた。
そこは潤みルカの指に蜜が纏わりつく。くちくちと水音が部屋に響く。
サクナはピクっと身体を反らす。
高まった気が、より身体を感じさせている。
すぐに、息が乱れてくるほど……気持ちいい。
「濡れてるキスだけでこんなに感じた?」
ルカはわざとらしく揶揄を言う。
水音が厭らしくそこがどれほど潤んでいるかわからせるようにルカの指が花弁を行ったり来たりする。
「俺を触ってここに挿れて欲しくなったんだろ?」
事実だけに違うとは言えず、秘処に触れられその欲望は更に強まる。羞恥と耳元で意地悪そうに問うルカの声にまでサクナの奥地は疼きだす。
だが、ルカはまたもやサクナの手をとりその場所を触れさせた。
それにサクナは驚き、悦に浸っていた表情をハッとひきしめる。
「や、なにするの」
「お礼。俺が居なくてもサクのここが寂しくないように触り方教えてあげる」
「え、っやだ、いい」