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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第8章 ~天使の微笑みは淫らに咲く~
薄暗い部屋、彼女のおでこにかかる前髪がときおり肌をくすぐる。
サクナの柔らかな唇が雄々しくなるものに触れ、必死に舐める姿はいじらしく可愛らしい。
欲望が高鳴り、サクナが再び顔を上げるのが待ち遠しくて堪らない。
「サク…………」
「ん?」
────あぁ、可愛いなもぅ…………
惹きつけてやまないその姿にルカは甘い吐息をそっとはきだした。
「愉しい?」
「うん……気持ちいい?」
「あぁ、気持ちいいよ」
気を良くしたらしくサクナはクスッと嬉そうに微笑み、天に向けそそり立つものに愛おしげにキスをした。
ドクンっ、刹那、昂りがなめらかな舌に絡め取られ、ルカは平然を装うこともままならなくなる。
サクナは根元を手で掴み、亀頭部分を咥えチュウチュウと吸い立ててる。
「あ……っ、ま、待ってサク」
いじらしく咥えたまま、あどけない表情で見つめるサクナ。
一気に快感が高まり、脳天を突き抜けそうになる。咥えられ、ものの数分で達したと有らばさすがに男の沽券にかかわる。