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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第11章 ~ 落花流水の情~

抱えた腰と臀部をゆるりと揺さぶる、恐れと戸惑い、なのに快感が溢れてくる。
「あ……っ、深いよ」
「ああ、ヤバイ。もう、ずっとこうしてたい」
それは困る。
サクナはずり落ちてしまう慄きにルカの躯に揺さぶられ宙に浮く足を絡める。
「…………あ、それいいな」
ルカは何故か嬉しそうに呟いた。
サクナは、ハッと気づく。
足を絡め、より密着した形に……
まるでこの体位を受け入れ望んでるようだと。
「…………ドレス邪魔だな」
「ふぅ……んん」
支える手がひとつになりサクナは必死にルカにしがみつく。
「サク。咥えて?」
「へぇ!?」
「ドレス邪魔だから」
捲り上げたドレスの裾を噛まされた。
「外での行為は大変だな」
他人ごとのように苦笑しながら独りごちるように言うルカ。

