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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第11章  ~ 落花流水の情~


 
 ────こんなとこで、どうしよ。


 繋がったままの彼は、まだ熱も硬さも失っていなかった。でも、さすがにこのままではルカも重たいだろうし…………

 サクナは身を起こそうとするも、腰を抱きしめるルカの腕は包むように躯にまかれ身動きがとれなかった。

 モゾモゾと動いていると、ムクっとからだの中の彼に反応してしまう。疼くような快感が波のようにおとずれる。


「…………あっ」

 ゴロンっと、小さなテーブルの上。ルカは寝返りをうちサクナを横抱きにした。

 瞳はトロリとしてすごく眠そう。
 だけど、ジッとサクナを見つめている。

 その表情が妙に色っぽくドキッとする。


「…………繋がったまま寝たい」


 そう、甘えた声だけ残しルカはまた寝てしまった。



 辛くないのかな…………?

 けして、大人の男性が余裕で寝れるスペースのないテーブル。だけど、こじんまりと密着し腕も足も絡めあいルカは心地よさそうに寝ている。


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