この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第13章  ~花嫁の苦悩~

 ふたりは少し熱を覚ました後────

 サクナはルカの後ろに座り、オイルを手にまぶしルカの肩を揉む。

「気持ちいい?」

「あぁ……やばいくらい」

 ルカの広い肩、思えばこんなにルカを触ったこともない。一緒に湯浴みもいいものだとサクナは思う。

「後は?  ルカどこかやって欲しいとこある?」

「…………手、そのまま伸ばして?」

「えっ、後ろから?」

 言われるままに手を伸ばすと、ルカに手をぐっと引かれピタっと背中に抱きつくように合わさる。

 ルカはくにくにとサクナの手のひらをマッサージしてくれた。

「あっ……」

「気持ちいいだろ」

「うん……」

 合わさる躯が少しヌルッとするも、ルカの背中にもたれながら受けるマッサージは心地よかった。


「私もしてあげる、どうすればいい」

 サクナは前が見えないため、手探りでルカの手を掴もうとハタハタとさせた。

 がしっと、掴んだ時……

「あっ……」

 と、ルカの少し驚いた声が上がる。

 サクナはその声に気にもせず、ルカの手首をにゅるにゅるとさすり手のひらを掴もうとする。

  ────が、しかし。

 それは手首にしてはやや柔らかく、されど弾力ある。何だろと、サクナはニギニギと滑る手でそれを確かめる。

/780ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ