この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第13章 ~花嫁の苦悩~
「サク、躯を洗って湯浴み終わらせよ」
「あ……うん、そうだね」
サクナはルカと戯れる為に湯浴みをしているわけではないと、危うく本来の目的を忘れるところであった。
しかし、ルカはサクナの下肢に手を忍ばせ茂みを這いだす。
「っ、え……、ま、って」
「ん?」
「ここで触るの?」
「触るんじゃなくて、洗うの」
どっちでも同じ事のような気もしないが。
「待って、ここ触られたら。我慢できなくなっちゃう……」
「そっか、じゃあ……寝室行く?」
「湯浴みは?」
「実は俺も……余裕なかったりして」
ルカとサクナは苦笑いした。
調子に乗って遊び過ぎてしまったっと。