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第14章 　~それぞれの幸せのかたち~

「ルカ……ごめん、もうダメかも……」


　ずっと蓄積された快楽に、いつ陥落してもおかしくないほどビクビクと内側が甘く痺れる。


「だな、ちょっとお互い遊びすぎたかもな。俺も持ちそうにない……お前、ずっと締め付けてくるし」

「そ、っ……いわれても……っ」


　せっかくひとつになれた喜びを正直もう少し味わいたいのも事実。
　しかし、ルカに穿たれる悦に絶えれそうになかった。

　ゆるゆるとした動きなのに感じ過ぎてしまう。
　むしろ、その暖々とした律動が性感帯を捉えより感じる気がする。


「喰われるってこんな感じなんだろな……っ」