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第14章 　~それぞれの幸せのかたち~

「……参った、本当に……っもう……出そうだサク」

　ルカのものを咥え、内側が吸いつくように蠢く。

　息をはずませ、ルカはぐいぐいっと腰を奥地に突きつける。

「あ……っ、んぁ……ルカ！」

　息が苦しく、熱く、目の前に霞がかかり、チカチカと星が瞬く。

　歓喜に甘く戦慄いた媚璧がきゅうきゅうと淫らに収縮し灼けた楔をいっそう締付けた。



「……サクッ」
「あぁ……っ！　っんぅ……っ」


　ふわっと宙に浮かんでしまいそうな浮遊感の中。

　ガクガクと体躯を痙攣させながら、サクナはルカの熱い迸りを奥地で受け止めた。