この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第16章  誕生祭 ~舞踏会の華たち~ (後編)


 口さがない事を言われるのを覚悟していたが、令嬢たちがサクナに向けたのは友好的なものだった。

 しかし、それが王宮という場所。

「姫様、素敵なドレスですわ。社交界ではあまり見かけないタイプですのね」

「ありがとうございます」

 社交界には流行というものがある。
 令嬢たちはそれに合わせドレスを仕立てる。

 サクナが着ているドレスは、締めつけのないAラインのドレス。ここずっと貴族たちの流行りはウエストを細く見せるドレスが流行っている。


 サクナが着ているドレスはその真逆で胸下から足元まで広がったドレスで腰の細さがわからないようになっていた。

 しかし、胸元から裾が広がるドレスは背の低いサクナをスタイルよく見せてくれる。

 令嬢たちはこう言った流行や人の噂話が好きで、社交場での話題は大概そのどちらかだ。


/780ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ