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祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第2章 ~愛してるって言って?~
ルカは膝裏を持ち上げ、ずっんっと肉棒を突きつけた、体制が変わり硬直したものはその奥地を容赦なく穿ち、サクナは躯ごと揺さぶられる。
「あ、っん、うぅ……っふ!」
ゆっくりとした動きはルカを感じ心地よさと悦びに満ちた幸せを思わせた。しかし、欲望を突きつけるように穿つ肉棒は躯を麻痺させる。
愛しさと言うよりは、ケモノのような求める欲望が満たされてゆく。
「サク……っ、中に出していいか」
喉の奥から吐き出すようなルカの声。
「……うんっ……ルカ」
全てを呑み込んでしまいたい。奥地にあたる欲望をそれを躯が求める。
結合部にぶちゅぶちゅと肉体を叩く淫らな水音をたて、激しく擦れあい、熱を孕んだ肉棒を離すまいと呑み込みぎゅうぎゅうと締めつける。
「サク……っ」
ルカはサクナの腰を掴みひときは強く最奥を突き上げ、焼けつく迸りを放ち、そのままサクナになだれ込む。
はぁ、はぁ、と互いの荒らげた息、汗でしっとりとした肌、熱いまでの躯を合わせ胸を大きく揺らせた。
力強く抱きしめるルカに、サクナも力無く腕を回す、膣内が熱い精を受け心も身体も満たされる。
「サク…………だよ」
意識が薄れるなかルカが小さく呟いた。サクナはよく聞き取れなかったが、とても幸せな気持になりながら意識を手放した。