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第3章 初めて

「先生、イキたい。」
暫く私の中をこねくり回した後、正樹くんがおねだりをする。
「イッテいいわよ、正樹くん。」
私の返事を聞いた正樹くんは、私の中で抽送運動を始める。その動きは、次第に速さを増す。速さの限界に達すると、激しさが増す。正樹くんが、野獣へと変貌した。
「先生…、先生…。」
ひたすら私の事を呼ぶ正樹くん。その表情には、絶頂に達しようとする真剣さと、絶頂に達せられない苛立たしさが、混じっている。苛立たしさをぶつけるかのように、正樹くんは、腰を私にぶつける。渾身の力で、何度も何度も…。私の恥丘が、正樹くんの力を受け止める。その衝撃が気持ち好い。絶頂に至れない欲求不満が募れば募るほど、正樹くんは、より激しく私の恥丘を打つ。恥丘が激しく打たれれば打たれるほど、私の快感が増す。

正樹くんは、布団に両肘を付いて、私に覆い被さる。私の腕の下から、正樹くんは腕を回し、私の両肩を掴む。正樹くんは、私の肩を引き下ろしながら、下から突き上げる。引き下ろす力と突き上げる力の相乗効果で、恥丘が受け止める衝撃が増大する。その恥丘への衝撃が、気持ち好い。恥丘が衝撃を受け止める度に、衝撃が喘ぎ声となって、私の口から漏れる。

今の正樹くんは、ただの野獣。野獣でも、何でも構わない。私に本気になって腰を振っている雄が居る事が嬉しい。正樹くんの呼吸が荒くなる。私の肩を掴んでいる正樹くんの手に力が入る。正樹くんの腰が、容赦なく私の恥丘に打ち付けられる。正樹くんの真剣さが伝わってくる。正樹くんは、今、必死になって腰を振っている。絶頂を迎える為に。嬉しい、正樹くんが私に本気になってくれて。
「先生ぇぇぇぇ……！」
正樹くんが、雄叫びを上げた。それと同時に、熱い液体が、私の中に射ち込まれた。私にとって初めての中出し。私は得も言われぬ不思議な恍惚感に包まれる…。