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第7章 偽・正樹くん

いやらしいヌメリが、乳房の下まで広がった頃、ようやく敏感な部分が触れられた。一本目の触手が、蜜壺の入り口を舐めるように撫で回す。蜜壺の準備は、とうに整っている。でも、触手は蜜壺の入り口周辺を舐め回しているだけで、中に入って来ない。二本目の触手は、股間から蕾を目指して、恥丘の割れ目を這い上がる。でも、蕾に触れず寸前で引き返す。一番触ってほしい蕾を意地悪く避け、恥丘の割れ目だけが、繰り返し丹念に愛撫される。それだけでも、私の蜜壺からは、湧き水の様にヌメリが溢れ出し、ボディースーツの内側にどんどん広がっていく。そして、三本目の触手は、お尻の肉を強引に押し分けて、後部の入り口をグリグリと撫で回す。時には潜り込んできそうなほど、しっかりと。その度に、谷間に溜まったヌメリの一部が、後部に押し込まれる。何度押し込まれても、蜜壺から止めどなく溢れ続けるヌメリは、お尻の谷間を満たし直す。そして、触手によって押し込まれる。何度も何度も…。こんなに繰り返し押し込まれると、次は触手が入ってくるのではないかと、不安になる……、いや、期待してしまう。