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どうせ君は眠るから
第2章 体は私、心は誰か
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しかし彼は頑なに喋ろうとしない
どうしたものか
仕方ないから、少しアレをしゃぶってみた
「うっ...」
これでも喋らないのか...?
「喋ったら...」
やっと彼が口を開いた
「喋ったら君は、きっと僕を捨てる...」
捨てる、という言葉が出てくるあたり、彼は自分でクズいことをやってる自覚はあるのだろう
でも今はそこが本題ではない
「捨てる捨てないは今関係ないから、理由を話して」
しかし彼はまた口を閉ざしたから今度は少し多めにしゃぶった
話せば二方向の意味で楽になれるのに、これでも話さないか
奥の手を出そうとしたところでー
「わかった、話す」
やっとだ
「うん、よろしく」
「俺は、君も今の彼女も両方好きなんだ
君への気持ちは告白した日から変わってない、だけど今の彼女は君よりも顔と性格が好みで、もちろんヤりもしてる」
...随分はっきり言ったな
やっぱクズだったか
「でも、体は君の方が好みなんだ
だから君とはセフレの関係を切りたくない
でも他に好きな人がいる罪悪感で、上手く接せれなかったんだ...」
だから冷めてたくせにベッドは私の隣に入ってきたのか
じゃねーよ
なんじゃそりゃ
アホかお前は
変な正義感あるんだったら二股なんてするんじゃねーよ
「だとしたらその彼女にも上手く接せれてないんでしょ?
私のことも好きなんだったら他の女と話す時も上手くいかないんでしょ?」
「え、いやそんなことは...」
なんだこいつは
なんで私といる時だけあんな感じになんだよ
おかしいじゃん
決めた
「君、今から私が落とすわ」
今の彼女とは一緒に居られないぐらい、私から離れられないぐらいにこいつに私を植え付けて、最後は無様に捨ててあげる
それがこのクズにはお似合いだわ
どうしたものか
仕方ないから、少しアレをしゃぶってみた
「うっ...」
これでも喋らないのか...?
「喋ったら...」
やっと彼が口を開いた
「喋ったら君は、きっと僕を捨てる...」
捨てる、という言葉が出てくるあたり、彼は自分でクズいことをやってる自覚はあるのだろう
でも今はそこが本題ではない
「捨てる捨てないは今関係ないから、理由を話して」
しかし彼はまた口を閉ざしたから今度は少し多めにしゃぶった
話せば二方向の意味で楽になれるのに、これでも話さないか
奥の手を出そうとしたところでー
「わかった、話す」
やっとだ
「うん、よろしく」
「俺は、君も今の彼女も両方好きなんだ
君への気持ちは告白した日から変わってない、だけど今の彼女は君よりも顔と性格が好みで、もちろんヤりもしてる」
...随分はっきり言ったな
やっぱクズだったか
「でも、体は君の方が好みなんだ
だから君とはセフレの関係を切りたくない
でも他に好きな人がいる罪悪感で、上手く接せれなかったんだ...」
だから冷めてたくせにベッドは私の隣に入ってきたのか
じゃねーよ
なんじゃそりゃ
アホかお前は
変な正義感あるんだったら二股なんてするんじゃねーよ
「だとしたらその彼女にも上手く接せれてないんでしょ?
私のことも好きなんだったら他の女と話す時も上手くいかないんでしょ?」
「え、いやそんなことは...」
なんだこいつは
なんで私といる時だけあんな感じになんだよ
おかしいじゃん
決めた
「君、今から私が落とすわ」
今の彼女とは一緒に居られないぐらい、私から離れられないぐらいにこいつに私を植え付けて、最後は無様に捨ててあげる
それがこのクズにはお似合いだわ
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