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どうせ君は眠るから
第3章 逢瀬の隙なく
彼と落ち合う前、私は家で念入りに準備をした

陰毛を剃り、軽く香水をつけ、媚薬を忍ばせた

姿見の前に立ち、服装も含め色気があるか確認し

彼をもっと落とせると確信して家を出た

ホテルに入ると彼は、この前の私のように既にシャワーを浴び全裸で私を待っていた

私もシャワーを浴びようとすると、彼は私の念入りな準備に応えるように私を抱き締めようとしてきた

彼の唇に人差し指を当て、本番は後でと合図をして彼を宥めた

シャワーを浴びると香水も取れてしまうのではと懸念があったが、彼はそんなこと気にする素振りもないように抱きついてきた

「未だ私の虜みたいだね」

内心しめしめと思いながらシャワーを済ませ、全裸で彼のところへ向かった

彼は待ちくたびれたように気だるげな腕を持ち上げ、私の顔を軽くなぞり、唇を重ねた

数秒も経たないうちに舌を絡めてきて、それとなく応じた

受けばかりも癪なので私からも少し攻めた

彼の舌を甘噛みすると同時に、彼の大きくなって輪郭が鮮明に見えるアレを指先で軽くなぞる

これを待っていたと言いたげな表情を浮かべ、しばらく私に身を任せてきた

しかし、あまり攻めすぎても私がつまらないので半ば強引に、私が下、彼が上の状態でベッドに倒れた

そしてさりげなく股を開く

「優しくしてね...?」

彼はその意図を察したように股の中に顔をうずめる

その瞬間、体中に電撃が走る

危うく漏れそうになった声を押さえつけ、彼に身を任せる

今までに無いほど丁寧に股を舐められている

これだ、これを求めていたんだ

私は、彼と一つになる感覚を覚えた

今まで二人が一人だったのが今日初めて二人になった気がした

軽く乳首も転がされ、快楽に意識を飛ばしそうになった

彼が私を気持ちよくさせようとしてくれるのが目に見えるほど気持ちいい

できるなら早くやってほしかったものだ

少しクンニをされ続けた後、彼が滑稽なほど大きくなったアレを私の口元に差し出してきた

咥えろ、と

私はそれを受け入れ、じゅぽじゅぽとあからさまに音を鳴らし、彼をもっと興奮させる

彼は、咥えられながら指で私の小さく勃ったアレを転がし、挙句中に入れてきた

くちゅくちゅと淫らな音が響く

初めて彼でイケそうだ、そう思った瞬間さっきより強い電撃が体に走った
彼はそのまま下の口にアレを入れようとしてきた
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