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ただ犯されたいの
第11章 【興味本位でカラダを売ったら相手が親友のお父さんだった】
「ホテル……連れてってください」
上目遣いで言ったら山本さんは「参ったな」と頭を掻いて髪を撫でられました。
そっと手を握られポケットの中に入れて歩き出す。
「実はね、このパパ活っていうの?初めて登録して初めて会ったのがナツミちゃんなんだよね」
「えっ!?そうなんですか!?」
「うん、想像してた以上に可愛い子が会うのOKしてくれてオジさんは非常に舞い上がってます」
まさか私と同じ初体験だったとは。
ここに来ての妙な親近感。
でも自分は初めてじゃないフリをした。
ナメられない為のちっぽけなプライド。
ポケットの中の手をギュッと握り返す。
そっと腕に頭を預けた。
当たり前のようにラブホテルに入って部屋で服を脱ぐ。
シャワーを浴びていざベットに押し倒されるその時。
「お金、先に良いですか」
こちらも逃げない対応させて頂いたので大事な事は先に済ませておく。
割り切った関係ってこういう事を言うんだよね?
エッチしてお金貰えるなんて、相手がキモくなければ大した事でもないんだなって思いながら3万円を受け取った。
「ふつつか者ですが宜しくお願いします」と三つ指ついて頭を下げた。
「まるで初夜みたいだね」と笑うから
「初夜じゃないですか、山本さんと私にとっては」って返したらバスローブを脱いで覆い被さってきた。
生まれてはじめて親子ほど離れた歳の方に抱かれました。
正直な感想を述べますと、最高に気持ちが良かった。
女の身体を知り尽くしているかのような手捌き。
丁寧に隅々まで舐められた。
脚の指までしゃぶられたのも初めてです。
クンニは元カレとは比べ物にもならないくらい絶頂させられました。
「あぁ、狭いね、ちゃんとほぐしてあげるからもっと気持ち良くなってね」
ベットの上での山本さんはとても紳士的でした。
舌が這うところ全てに痙攣してる。
コンドームを装着していざ挿入る時も気を失うかと思うほど喘いでしまいました。
「凄い締まる……セックス久しぶり?」
「あっ……はい、大丈夫ですか?気持ち良いですか?」
「うん、もの凄く気持ち良くて困ってる……早めに出ちゃいそうでヤバいな」
「私も……ヤバいです、気持ち良くて」