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揺れる心
第6章 秘密
海斗さんを産んだ後に、
許されないことって?

まるで遺書のような内容…



でも、過去のことを暴いたりするべきではない。
そう思って、
この話は封印してしまおうと思った。




海斗さんと私の結婚の話は、
具体的に進める方向で、
私の両親と大先生の間では話がついてしまっていた。

大学の医局に入る前に入籍した方が、
途中で名字が変わったり書類の手続きをすることもなく、
良いのではとなって、
7月中に入籍することにした。


ちょうど、海斗さんの誕生日も私の誕生日も7月なので、
間をとって7月7日に入籍することにした。


流石に海斗さんのご両親にもご報告する必要があるだろうということで、
私の希望で入籍など全て終わってから顔合わせを兼ねて報告させて貰うことにした。



入籍の日は、
大先生と私の両親と一緒に区役所に届け出をして、
その足でホテルで会食をした。

婚約指輪はこちらのルビーの指輪で構わないからと言ったのに、
海斗さんはこれは出会った記念の指輪だからと言って、
同じお店で大きなルビーをダイヤモンドで囲んだ指輪を贈ってくれた。

私からは同じお店で、
がっしりとした時計をお返しにと選んだ。

結婚指輪も併せて選んで、
今回は少し急ぎで刻印をお願いすると、
快く引き受けていただけた。
多分、真夏でウェディングが少ないシーズンだったからなんだと思った。


そして、その日はそのまま、
ホテルのスイートルームに宿泊することになった。


バスタブには薔薇の花弁が浮かび、
夜景が美しい部屋でルームサービスのシャンパンを飲んで、
キスをした。


出会ってまだ1ヶ月のスピード婚に、
自分でも驚いてしまったけど、
もっと長く一緒にいるような気がする。


2人でキャンドルを灯したバスタブに浸かり、
何度もキスをして、
ベッドに抱き上げられて運ばれる。


キスをしながらバスタオルに手を掛けて、
胸をそっと弄る。

スルリとタオルがはだけると、
「綺麗だ」と言って、
もう一度、瞳を合わせてからキスをして、
耳朶から首筋へとゆっくりと唇を這わせて舌で味わうようにすると、
胸の頂きを口に含んだ。

手の平で揉まれながら舌で舐め回されて、
吸われると、
お腹の奥が収縮するような気がして、
両脚がモジモジしてしまって、声を上げてしまう。
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