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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第1章 僕の独り言1
「ねぇ、ちょっとぉ・・・・。」
映見がトゲのある声で囁いた。
「うん・・・・・?」
僕は気の無い返事をして雑誌の記事を追っていた。
「もうっ・・・・裕君・・・・裕君ったら・・・・。」
その声がヒステリックさを増してきたところで僕は顔を上げた。
「もぅ・・・・。」
眉をひそめて大きな瞳が睨んでいる。
妻が怒った時にみせるいつもの表情だ。
広目のオデコが、ほんのり赤く染まっている。
うっすら滲んだ涙がキラキラと瞳を輝かせていた。
一瞬、綺麗だなと思った。
見飽きた顔だけど、やはり美人だと嬉しく感じたんだ。
今年の夏で結婚二年目になる。
世間ではまだ新婚気分が抜けずアツアツで羨ましいと冷やかされる時期である。
尤も、大学一年の頃から付き合ってきた僕達はもうかれこれ7年が経過している。
お互いに初恋のようなものだった。
彼女はヴァージンだったし。
僕にしろ、その頃まで経験は殆ど無くて高校時代に友人と共にパーティーのどさくさで派手な女の子相手に童貞を失ったという程度だけど。
(だから・・・。)
大学のゼミの中でもひときわ目立っていた可愛い女の子が、僕の身体の下で懸命に痛みを堪える顔を見た時の感動は今でも忘れない。
この人を一生、愛し通そうと心に誓ったんだ。
「やめてよ、本当にぃ・・・・・・。」
まだ怒った表情のまま映見は僕の手から雑誌を取り上げるとテーブルの下に隠すように置いた。
「恥ずかしいよぉ・・・・それに・・・・。」
小柄な背中を更に丸めて声を潜めている。
「みじめだわ・・・・。」
訴える目に僕は圧倒されながらポツリと呟いた。
「ゴメン・・・・。」
沈黙が二人を包む。
映見がトゲのある声で囁いた。
「うん・・・・・?」
僕は気の無い返事をして雑誌の記事を追っていた。
「もうっ・・・・裕君・・・・裕君ったら・・・・。」
その声がヒステリックさを増してきたところで僕は顔を上げた。
「もぅ・・・・。」
眉をひそめて大きな瞳が睨んでいる。
妻が怒った時にみせるいつもの表情だ。
広目のオデコが、ほんのり赤く染まっている。
うっすら滲んだ涙がキラキラと瞳を輝かせていた。
一瞬、綺麗だなと思った。
見飽きた顔だけど、やはり美人だと嬉しく感じたんだ。
今年の夏で結婚二年目になる。
世間ではまだ新婚気分が抜けずアツアツで羨ましいと冷やかされる時期である。
尤も、大学一年の頃から付き合ってきた僕達はもうかれこれ7年が経過している。
お互いに初恋のようなものだった。
彼女はヴァージンだったし。
僕にしろ、その頃まで経験は殆ど無くて高校時代に友人と共にパーティーのどさくさで派手な女の子相手に童貞を失ったという程度だけど。
(だから・・・。)
大学のゼミの中でもひときわ目立っていた可愛い女の子が、僕の身体の下で懸命に痛みを堪える顔を見た時の感動は今でも忘れない。
この人を一生、愛し通そうと心に誓ったんだ。
「やめてよ、本当にぃ・・・・・・。」
まだ怒った表情のまま映見は僕の手から雑誌を取り上げるとテーブルの下に隠すように置いた。
「恥ずかしいよぉ・・・・それに・・・・。」
小柄な背中を更に丸めて声を潜めている。
「みじめだわ・・・・。」
訴える目に僕は圧倒されながらポツリと呟いた。
「ゴメン・・・・。」
沈黙が二人を包む。